体質だからと諦めている方、アレルギー疾患は治療で改善が見込める病気です。
アレルギー患者は急増しており、代表的な花粉症をはじめアレルギー疾患の名称も近年よく耳にします。一口にアレルギーといっても、花粉症・気管支喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・食物アレルギーなど、様々な種類があります。突然発症することも多く、昨日まで健康だった方が突然アレルギーを発症してしまう可能性も大いにあります。
苦しんでいる方も多いアレルギー疾患ですが、治療により改善が見込める病気です。体質だからといって諦めず、当院までご相談ください。
このような症状、お悩みはありませんか?
- 花粉症
- アレルギー性鼻炎
- 口腔アレルギー(食物アレルギー)
- 気管支喘息
- アレルギー検査で異常がないのに症状がある
- 検査で異常が出た食品を避けているのに改善しない
主なアレルギー疾患
- 花粉症
- 近年日本人の多くが発症している花粉症は、植物の花粉が原因となり発症する眼や鼻などのアレルギー性の病気です。春の代表的な花粉症としてはスギ・ヒノキが有名ですが、ブタクサ(8〜10月)、シラカンバ(4〜6月)、イネ科(4~11月)、ヨモギ(8〜10月)など、ほぼ年中何らかの花粉が日本中で飛散しています。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・喉・皮膚のかゆみなどが主な症状で、集中力の低下などの影響が出ることがあります。血液検査を行うことで原因を特定することが可能ですので、症状に合った予防対策と治療を行いましょう。
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性鼻炎とは、鼻の中の粘膜で起こるアレルギーのことで、大きく季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)と通年性アレルギー性鼻炎の2つに分類されます。のどの違和感や咳払いがある場合は、アレルギー性鼻炎とともに後鼻漏の合併が疑われます。前述した花粉症と同じく、アレルギーの原因を特定するための検査を行い、症状に合った予防対策と治療計画を立てていく必要があります。
- 口腔アレルギー(食物アレルギー)
- 口腔アレルギー(食物アレルギー)とは、特定の食物を食べた時に起こる違和感や腫れ、しびれなどの症状(食物による口腔粘膜のじんま疹)のことを指します。このような症状が出る場合、まずは原因となる食物の特定を行います。その後は原因となる食物を避け、アレルギー反応を抑える薬を定期的に服用する必要があります。
口腔アレルギーで起こる症状の中で最も重症なものがアナフィラキシーです。急性アレルギー反応のひとつで、アレルギー症状が短時間で全身に起こるという特徴があり、命に関わることもあります。アナフィラキシーを防ぐためにも、専門医の治療を定期的に受けた上で、医師の指示のもと原因となる食物は避け、食後3時間以内の運動は控えることが大切です。
- 気管支喘息(ぜんそく)
- 喘息(ぜんそく)の人の気道は常に炎症を起こしている状態で、健康な人に比べて気道が狭くわずかな刺激でも発作が起きてしまいます。例えば、ホコリやタバコ、ストレスなど刺激となる要因はさまざまです。発作的に咳や痰が出る、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴う息苦しさの自覚症状がある方は気管支喘息の疑いがあります。
年齢・性別は関係なく現代人に増えている病気の一つで、慢性・進行性であるため、長期的かつ継続的な治療が必要となります。