長引く咳や息切れなど呼吸に関するお悩みはありませんか?
アレルギーによる気管支喘息(ぜんそく)、咳喘息や喫煙による慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支炎、肺炎などの感染症、間質性肺炎(特発性、膠原病関連など)、睡眠時無呼吸症候群など肺や気管支の病気はたくさんあります。当院では呼吸器専門医の適切な診断のもと、お一人お一人の症状に合わせた診療を行なっております。呼吸器症状(咳、痰、息切れ)でお困りの時や健康診断の胸部レントゲンで異常がみつかったときは当院で診察当日に胸部CT検査を行うことができますのでお気軽にご相談ください。
当院で可能な専門検査・治療
- 呼吸器症状が改善しない場合や胸部レントゲンで診断つかない場合は、胸部CT検査が有用です。
- 気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などに対して必要な肺機能検査を行い、診断と各吸入剤での治療、経口ステロイドを使用せず難治性喘息を治療するための抗IgE抗体、抗IL-5モノクローナル抗体、抗IL-5受容体抗体の薬物治療を行なっています。
- 特発性間質性肺炎、膠原病関連間質性肺炎、リウマチ肺については、1分間立ち上がりテスト、6分間歩行などで呼吸状態や呼吸困難評価、肺機能検査や胸部CT検査での正確な評価を行い免疫抑制治療、抗線維化薬による治療を行なっています。
- 睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法、慢性呼吸不全に対する在宅酸素療法を行なっております。
- 呼吸器疾患には重要な禁煙外来を行なっています。
- 肺がんに対する緩和療法を行なっています。
- 呼吸器疾患に対する在宅医療(往診、リハビリテーション、訪問看護、訪問介護、医療福祉相談)を行なっています。
呼吸器難病に対する特定疾患申請、呼吸不全の方への身体障害者(呼吸機能障害)の申請もご相談ください。
このような症状があるときはご相談ください。
- 咳がなかなか止まらない
- 痰がよくからむ
- 痰に血が混ざっている
- 早足や坂道など少しの運動でも息切れする
- 家族にいびきや睡眠中の無呼吸を指摘された
- 呼吸をするのが苦しい
- 呼吸をするたび胸が痛い
- 呼吸時にゼイゼイ・ヒューヒューという音がする
- レントゲンで異常を指摘された
診察の流れ
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STEP.1
診察
まずは、問診で呼吸器症状(咳、痰、息苦しさ)の出現時期、頻度などについてお聞きし、聴診器で呼吸音を確認し内科診察を行います。
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STEP.2
各種検査
必要に応じて、血液検査、肺機能検査、胸部レントゲン検査を行います。さらに詳しく呼吸器疾患の精査をする場合は、総合病院と同等の胸部CT検査を予約制ではなく診察当日に受けていただくことが可能です。(検査時間10分程度)
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STEP.3
診断
臨床経過、診察、血液検査、肺機能検査、画像検査から総合的に呼吸器内科専門医が確定診断をいたします。
胸部レントゲンや胸部CT検査で撮影された気管支や肺の画像は正確な評価が必要であり、呼吸器専門医と放射線科専門医が画像を評価し診断しております。
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STEP.4
治療開始
診断に沿って、治療を開始します。ご不安なことなどありましたらいつでもご相談ください。治療を始めてからはご都合によって対面診療もしくはオンライン診療でご利用いただくこともあります。
オンライン診療は再診の方のみ行なっておりますので来院時に直接スタッフへお問い合わせください。
主な呼吸器疾患
- 間質性肺炎(特発性間質性肺炎・膠原病関連間質性肺炎・リウマチ肺・慢性過敏性肺臓炎)
- 気管支喘息
- 咳喘息
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺気腫
- 気管支拡張症
- 非結核性抗酸菌症
- 慢性気管支炎
- 気管支炎・肺炎
- サルコイドーシス
- 肺がん
- 気胸
- 胸腺腫
- 肺過誤腫
- アスベスト肺
- 慢性呼吸不全
- 睡眠時無呼吸症候群